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TPPに反対は、サムスンのケータイに778%の関税をかけるようなもの [ニュース]

日米首脳会談で、TPP交渉参加への道筋が示されました。

これに対して、
またもや農業団体と、その票で当選している議員たちががゴネています。

保護されることをあたりまえと考える農家、
そしてそういう発想を育ててきてしまった自民党。

こういう人たちは、時代の変化にとことん弱いですね。
イノベーションとかマーケティングとか、まったく考えず、
ただ守ってもらうことだけを声高に繰り返す。

そこに消費者は不在です。

日本の米って、関税率が778%もあるんですよ。
つまり実質1000円分の米を輸入しようとしたら、
1000 x 7.78= 7780円。
というわけ。
そんな米、誰も買いません。

そうやって輸入米を締めだした上に、
農家は補助金もたくさんもらっています。

これ、他の産業と比べたら異常でしょう。

最近は電気製品が売れてませんが、
シャープやパナソニックは国から補助金をもらってないし、
韓国勢、中国勢と熾烈な競争をしています。
それでもサムスンのケータイに778%の関税をかけるように
要求したりしてないでしょう。

国内農業生産物の対GDP比って、
1%ないんですよ。
つまり、1%を守るために、
99%の消費者が犠牲になっている、ということ。
犠牲というのは、バカ高い米を買わされている、ということ。

さらにもっと大きい犠牲は、
TPP反対によって、さまざまな安い商品が提供される機会を
奪われている、ということ。

米の需要はどんどん減っているので、国は減反政策をしていますね。
作付面積を減らすと、それでまた補助金をもらえる、という制度。

さらに品種改良などで作付面積あたりの収穫量が増えるとまずいので、
わざわざ収穫量の低い種子を使っているのです。

大規模農業のカリフォルニアでは、米作の種まきは空中散布です。
飛行機からだだっ広い田んぼに種をまいています。
でも、この方法で、日本より作付面積あたりの収穫量が多いんですよ!
収穫量の高い、バイオテクノロジーを生かした種を使っているので。

正直な話、日本の農家を守る必要って、あまりないんですよね。
国内で農作物を作る必要性が、よくわかりません。
食糧自給率を高めることって、そんなに大事なんでしょうか?
地震があって、津波があって、という国に田畑を集中させたら、
それこそリスクが大きいと思うのですが。。。

理想的には、
農作物を、品目ごとに、いくつもの国から比率を考えて輸入するようにする。
例えば米はタイ、アメリカ、オーストラリアを始め、
10カ国から10%ずつ輸入するとか。
関税はいりません。
そうすると、政治リスクや天候リスクも分散できますよね。

シンガポールの食糧自給率は10%ないですが、
金融業、観光業に力があるので、うまく成り立っています。
つまり、農業だけでない総合的な政策次第、ということです。

商社やバイオテクノロジー産業、大学などが主体となって、
外国に大規模農地の開発をして、現地で技術指導をすれば、
途上国への貢献にもなるし、対日印象もよくなるでしょう。
中国でだって、農薬漬けでない作物を作ればいいんです。

農作物はコモディティ化した商品の最たるものですから、
国内で作ってもしょうがない。人件費と土地代で負けるので。

永田農法のトマト、とか売れてますけど、
ああいう付加価値の高い農作物はいいですね。
ちゃんと商品価値で消費者の心を捉えてる。

雑穀米など、健康ニーズを捉えた商品も売れています。
http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=25J5XF+BB8K3M+2KSA+HWXLF

別にコシヒカリとかあきたこまちくらいの米は
海外で作れるでしょうから、生産を移転したほうが
消費者のメリットは大きい。

とにかく! 
日本の農業は一回破壊して作りなおさないといけません。
それでないと、
未来永劫、大多数の国民に迷惑をかけ続ける存在なのですよ。

安倍首相は経済政策でいい舵取りをしてますけど、
だからといって8月の参院選で無批判に自民党に入れてもしょうがない。
自分の選挙区の自民党候補がTPP反対で農家票重視だったら、それでもいいのか?
よーく考えて投票することをおすすめします。




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